鏡優翔選手は2024年のパリ五輪で日本女子レスリングで唯一なかった最重量級の金メダルを獲得しました。
鏡優翔選手はパリ五輪で髪の毛をフランス国旗のトリコロールに染めたり、マウスピースに「カワイイ」と書いたりしていて見た目でも楽しませてくれる選手です。
鏡優翔選手は自身の誕生日である９月１４に「株式会社 ＫＡＷＡＩＩ」を設立していて今後の活躍がとても注目されています。
今回はそんな鏡優翔選手の家族についてまとめましたので、最後までご覧ください。
鏡優翔の家族構成は？
鏡優翔選手の家族構成は４人家族です。
- 父・師博さん
- 母・ひとみさん
- 兄・隼翔さん
- 本人(鏡優翔選手)
鏡優翔選手は2001年9月14日生まれの24歳です。(2025年11月現在)
鏡優翔選手がパリ五輪で金メダルを獲得し注目されましたが、鏡優翔選手の家族も応援席で目立っていました。
それぞれ家族について見ていきます。
父の師博さん
鏡優翔選手は小学生の頃に父の影響でレスリングを始めました。
父の師博さんの職業は陸上自衛隊でレスリングの経験者です。
父の師博さんの指導はかなりのスパルタだったようです。
小学生の頃、鏡優翔選手は3歳年上の兄の隼翔さんと一緒に父の師博さんからほぼ毎日、厳しい練習を課されていました。
学校から帰ると家の中に練習メニューが貼られていて、腕立て、腹筋、背筋は当たり前でメディシンボールの投げ合いやダンベル、レスリングの組手など厳しい練習が待っていたそうです。
鏡優翔選手は毎日の練習が厳しすぎて、兄と協力して悪知恵を編み出し何とか乗り越えたそうです。
父の師博さんが帰宅する前に水を被って汗まみれになった演出をしたこともあったようですよ。
それぐらい毎日の練習が厳しいものだったようですね。
社会人になってからその事を打ち明けると父の師博さんは「あれじゃズルさも覚えるよな」と笑っていたそうです。
しかし父の厳しいスパルタ教育のおかげで今まで誰も成し遂げられなかった女子最重量級で金メダルを獲得する事ができたと言っても過言ではないでしょう。
父の師博さんも鏡優翔選手が金メダルを獲得した時は「単純に本当にうれしい。」と喜ばれていました。
父・師博さんは「単純に本当にうれしい。一番良かったのは、女子最重量級で先輩方がなし遂げられなかった階級で、世界に通用させることができた。うれしい」と喜んだ。
引用元：スポーツ報知
ちなみに鏡優翔選手が金メダルを獲得した時、父の師博さんは頭に必勝のハチマキをし顔に父とマジックで書いて応援していました。
とてもノリの良いお父さんですね。
母のひとみさん
母のひとみさんもレスリング経験者のようです。
母のひとみさんのレスリングの経歴については公表されていないようです。
父の師博さんと一緒に鏡優翔選手を指導してこられたと思われます。
上の写真からわかるようにとてもお綺麗な方ですね！
母のひとみさんは鏡優翔選手を食事面や精神面をサポートしてきました。
金メダルを獲得したパリ五輪では鏡優翔選手が大好きだった亡くなった祖父の写真を母のひとみさんがずっと手にして応援していました。
それが一回戦から目に入っていたので、
引用元：ALCO
『おじいちゃん、やったよ。見てた？』って。
『よくやったぞ』と祖父の声が聞こえたような気がしました」
鏡優翔選手も大好きだった祖父も一緒に応援してくれていて、とても心強かったと思います。
兄の隼翔さん
兄の隼翔さんもレスリング経験者です。
鏡優翔選手と一緒に父の厳しい特訓を受けていただけあって、なかなか凄い結果を残されているようです。
兄の隼翔さんは小学6年生の時点で全国少年少女選手権に出場し「全国3位」になっています。
高校は鹿児島県の鹿屋中央高等学校に進学しレスリング部の主将を務め、団体戦で優勝に導いています。
大学は法政大学に進学し、大学3年時に「全日本学生レスリング選手権」の65kg級で3位になっています。
現在はご結婚されていて、レスリングはされていないようです。
パリ五輪の応援が新婚旅行も兼ねていたそうです。
パリ五輪の応援の時は顔にマジックで兄と書いて頭には公式マスコットを被っていました。
小さな頃から鏡優翔選手と一緒に練習してきた仲なので、金メダルを獲得した時は「うれしい。言葉が出ない」と喜ばれていました。
幼少期から一緒に練習してきた兄・隼翔さんは「あいつの何十時間、何百時間、何千時間っていうのを、レスリングを知ってるので報われた。うれしい。言葉が出ない」と笑顔で話した。
引用元：スポーツ報知
本当に妹思いの優しいお兄さんですね。
鏡優翔は小さな頃からジジババっ子だった！
鏡優翔選手は小さな頃からジジババっ子だったそうです。
鏡優翔選手は山形県出身で小学校に入学する時に家族で埼玉県に引っ越ししています。
それまでは山形県で過ごしていて、両親が共働きだったため保育園のお迎えはいつも祖父の政博さんだったそうです。
鏡優翔選手は幼い頃、祖父母とよく山菜とりや山登りに連れていってもらったそうで「ジジと一緒だと、めっちゃ楽しかった」と語っていました。
祖父の政博さんの事が大好きだったようですね。
祖父の政博さんは10年ほど前から運動機能に障害が出るパーキンソン病を患っていました。
それでも鏡優翔選手が全日本選手権に出場すると山形県から東京まで応援に駆けつけてくれたそうです。
孫である鏡優翔選手の試合を見ると病状が良くなったと祖母のチエ子さんが語っていました。
鏡優翔選手も「ジジの励みになるなら頑張ろうって思えた」と言っていました。
鏡優翔選手が東京五輪出場を逃した時は「優ちゃんなら、次のパリは大丈夫だよ」と声をかけてくれたそうです。
2023年の秋に鏡優翔選手が世界選手権で初優勝した時に祖父母を訪ね政博さんの腰にベルト、首にはメダルをかけてあげました。
その時に「パリに連れていくから、優翔も頑張るから」と約束したのですが、2024年2月に政博さんは亡くなりました。
祖母のチエ子さんは「ずっとお互いに元気をもらっていた」と言っていました。
祖父の政博さんはパリ五輪に行くことはできませんでしたが、家族が政博さんの写真を持って応援していて、金メダルと取った後に鏡優翔選手はその写真に口づけして報告をしています。
天国の政博さんもきっと喜ばれている事でしょう。
鏡優翔選手は自身の誕生日である９月１４日に株式会社ＫＡＷＡＩＩを設立しています。
高齢者支援事業を主とした起業で難病と闘っていた祖父の存在が起業のきっかけだそうです。
鏡優翔選手の今後のご活躍を見守っていきたいと思います。
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まとめ
今回は鏡優翔選手の家族についてまとめました。
- 鏡優翔選手は４人家族である。
- 父も母も兄もレスリング経験者だった。
- 父の指導が厳しすぎて兄と協力して悪知恵を編み出し、手を抜く方法も覚えた。
- 鏡優翔選手は小さな頃からジジババっ子でよく山菜採りや登山に行っていた。
- 祖父の政博さんはパリ五輪が開催される前に亡くなりましたが、家族が政博さんの写真を持って応援している前で金メダルを獲得していた。
以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
