ダウン症の俳優である吉田葵さんが、現在放送中のドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に出演中です。
ダウン症である俳優が連続ドラマのメインキャストを演じるのは、日本では初めてです。
そんな田中葵さんの家族構成、兄や両親の事について調べましたので、最後までご覧ください。
吉田葵の家族構成は?
吉田葵さんの家族構成を調べたところ、4人家族のようです。
- 父・和史さん
- 母・佐知子さん
- 兄・匡志さん
- 次男・吉田葵さん
同じポーズ!!#かぞかぞ pic.twitter.com/BT59SCNh7J
— 吉田葵 ✩ 𝖠𝗈𝗂 𝖸𝗈𝗌𝗁𝗂𝖽𝖺 (@aoao_yoshida) July 7, 2024
吉田葵さんは、2007年1月4日生まれの現在17歳です。
吉田葵さんがまだ母親のおなかの中にいる時に、つわりを和らげるために散策していた神社の神紋が葵の葉だった事で「葵」と名付けられました。
小学1~2年は通常学級、3年から特別支援学級で過ごされています。
小学3年生から「こどもの城児童合唱団」のダウン症などの障害のある子どもたちのクラス「おんがく大好きミュージックパーク」に所属し、歌を学んでいます。
吉田葵さんは、見学の時から物怖じしないで、他の団員と一緒に踊りだすような活発な子だったようです。
合唱団を主催する先生によると、吉田葵さんは、表現する能力が高かったようですね。
私が指揮をしていると、歌を歌いながら、まねをして指揮を始めてしまう。いつしか前に出てきて、客席に向かって自分で表現しながら指揮をやってしまうことも。『私がやるより全然いいじゃない』というものがあった。表現する能力は、ダウン症の人のなかでも優れていると思いますね。だから葵君に指揮を頼みました。30年以上合唱団を率いていますが、指揮を任せられたのは葵君だけ。葵君は誰よりも説得力のある指揮をするから、合唱団の子も誰も文句を言いません」
引用元:女性自身
小学4年生からはモダンバレエに通い始めます。
そのバレエ教室の先生によると、吉田葵さんは、悔しがりですごく努力家だったようです。
「葵君の頑張りが目に見えるから、こちらも指導に力が入ります。練習で失敗すると、葵君はすごく悔しがります。『もう一度やる?』と聞くと、ほかの子は『疲れました』と言うことが多いのですが、葵君だけは『やります!』と。彼の努力と根性に刺激されて、ほかの生徒たちが目の色を変えるくらい」
引用元:女性自身
吉田葵さんは、小学生の頃から、すごい努力と根性の持ち主だったんですね!
中学生の頃からは、所属事務所が経営するアヴニールスクールに通っています。
アヴニールスクールは、日本で唯一の「知的障害者専門芸能プロダクション」です。
アヴニールスクールでは、知的障害者の方がプロのエンターテイナーを目指せるように育成する学校です。
現在、所属事務所には俳優やモデル、エンターテイナーなど50名ほどのタレントさんが所属しています。
吉田葵さんは、その中の1人ですね。
現在、吉田葵さんは都立特別支援学校の高等部2年生です。
今回出演のドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は、周囲に誘われてオーディションに参加した事がきっかけだったようです。
オーディション合格の決め手は、
- 凄く努力家で負けず嫌い。
- 周りにいる人はみんな彼を好きになってしまうという、天性のスター性を持ち合わせている
だったそうですよ!
今回のドラマでエキストラを募集したところ、初めて、障害のある方から応募があったそうです。
吉田葵さんがドラマに出演する事で、障害のある方の希望、励みになっている事は間違いありません!
これからの日本のエンタメ界に良い風が吹いています。
これからも吉田葵さんのご活躍を見守っていきたいと思います。
次は、吉田葵さんの兄について見てきます。
吉田葵の兄も俳優だった?
吉田葵さんの兄も俳優だったか調べたところ、俳優の可能性は低そうです。
吉田葵さんの兄のお名前は、匡志さんです。
吉田葵さんより7歳年上で、現在25歳です。
匡志さんは、小さい頃にダンス教室に通っており、学生の時にチアリーディングチームに入っていて、自分を表現する事をされていたようです。
ダンスで舞台やテレビにも出演された事があるようです。
吉田葵さんは、中学の頃にテレビに映っている兄の姿を見て、俳優に興味を持ったようです。
やはり、兄の影響が大きかったのですね。
吉田葵さんから兄の匡志さんに演技の事で電話があった事もありました。
「夜、9時ぐらいに、葵から『演技できなかったんだけど』と電話がきたんです。僕自身も、学生時代にチアリーディングチームに入っていて、失敗したことを悔やむより、次に同じ失敗を繰り返さないことが大事だと思っていたのでそれを伝えました。撮影で自分がミスをすると、撮影が止まってしまい、まわりに迷惑をかけることをすごく気にしていたみたい」
引用元:女性自身
相談できる兄の匡志さん、頼もしいですね!
あと匡志さんは、家族にダウン症の弟がいる事について、次のように語っています。
「ダウン症の人が家族にいるということは、僕にとって当たり前のことです。ダウン症だからといって一方的にケアされるわけではありません。実際、ドラマに出演して成長した葵を見ると、すごい経験をしたことが、正直うらやましい。僕もすごく刺激を受けました。ダウン症=不幸だと思ったこともないし、障がいがあっても弟のように好きなことはあるし、頑張れば伸びるし、幸せに、毎日充実して生きている」
引用元:女性自身
本当にすばらしいお兄さんですね!
次は、両親の職業について見てきます。
吉田葵の両親の職業は?
吉田葵さんの両親の職業を調べました。
父のお名前は、和史さんです。
吉田葵さんは、京都生まれなのですが、父の転勤のため、東京都に引っ越しをされているので、父の職業は、会社員だと思われます。
和史さんは、一般の方なので、詳しい事は公表されていないようです。
母のお名前は、佐知子さんです。
佐和子さんは、吉田葵さんが小さい頃からずっとサポートされてきているので、専業主婦だと思われます。
母の佐和子さんが、吉田葵さんがダウン症かも知れないと医師から聞いた時は、将来の不安でずっと泣いていたそうです。
父の和史さんも1回は泣いたと言われていました。
しかし、吉田葵さんが生後7か月の時に心臓の手術を受ける事になり、小さな体に管がいっぱい繋がれて、手術中に一回心臓を止めるというような大手術を体験しています。
その時、まだ生後7か月の吉田葵さんの生命力の強さを感じ、私が泣いている場合じゃない、息子と一緒に生きて行こうと強く思ったそうです。
「ママのところに生まれてきて良かった!」と思えるような母になろうと決めたそうです!
そして今、吉田葵さんは、ドラマのメインキャストとして出演しています。
俳優としては、今回が初挑戦ですが、吉田葵さんの夢は、いっぱいあるようです。
「もっと演技が上手になって、違うドラマや、歴史が好きなので、大河ドラマにも出てみたいです。映画や舞台にも挑戦してみたいです。あとは、イケメンにもなりたいし、彼女も欲しいし、一人暮らしもしてみたい。世界中のダウン症の人と会って、パーティもしてみたいです」
引用元:女性自身
これからもたくさんの夢を叶えていって欲しいですね!
そして、世の中の人に勇気と希望をいっぱい与えるような存在になってくれる事を期待します。